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Conformational Analysis of Polymers: Methods and Techniques for Structure-Property Relationships and Molecular Design
これまでの研究成果を理論的背景と実験手法とともに一冊の本にまとめました。その本がJohn Wiley & Sons社から2023年4月に出版されました。ハードカバー版と電子書籍があります。
前半で高分子物理化学の理論的方法と実験手法を包括的に解説しています。
・高分子物理化学の基礎：立体化学、高分子鎖のモデル、Flory-Huggins理論、ゴム弾性
・高分子のための量子化学：ab initio分子軌道法、密度汎関数（DFT）法、NMRパラメータ、周期境界条件のDFT法
・高分子鎖の統計力学：回転異性状態（RIS）法の概要、高精度RIS法、反転・回転異性状態（IRIS）法、RIS法と確率過程論
・実験的手法：NMR、散乱法（光散乱、中性子線散乱）
後半でこれらの理論的方法と実験手法を多種の高分子化合物への応用した成果を詳しく解説しています。分子内・分子間相互作用、構造と特性の関係、分子設計、生分解性、環境適合性などの観点から研究結果を解釈しています。
書籍の詳細は、John Wiley & Sons のホームページを参照ください。
購入は、例えば Amazon
をはじめ多数の書店の通販などで可能です。
高分子の構造・物性・機能相関の解明と分子設計
＜1993年～現在まで＞
液晶分子の配向挙動とコンホメーション特性の解明
＜1988年～2004年＞
高分子と超薄膜の小角X線散乱の解析
＜1983年～1997年＞
